今日はリベラルアーツ大学長・両さんの『お金の大学』についてです。
・なぜか毎月の収支が赤字だ!
・よく分からないけどお金が貯まらない!
・お金持ちになって自由な暮らしを手に入れたい!
と、一生お金に困らない5つの力を手に入れたい、そんなあなたにお薦めの本です。
LIFE SHIFT
ロンドン・ビジネススクールの教授、リンダ・グラットン氏とアンドリュー・スコット氏は共著「LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略~」で、「死ぬまで、永遠に働き続けなくてはいけない」という結論を導き出しました。
2007年生まれの2人に1人が103歳まで生き続けます。
1998年生まれの人は、収入の25%を40年以上貯蓄してようやく65歳で引退できます。
人生は時間そのものです。
永遠の労働から脱却し、自分の人生=自由な時間を取り戻すにはどうすれば良いのでしょうか?
本書はその解決策の一助として生まれた作品です。
一生お金に困らない5つの力
学長が提唱する「一生お金に困らない5つの力」はこちら
①貯める力
支出を減らす力
②稼ぐ力
収入を増やす力
③増やす力
資産を増やす力
④守る力
資産を減らさない力
⑤使う力
人生を豊かにすることにお金を使う力
そしてこの本のほとんどは①貯める力にフォーカスしています。
次いで③増やす力、②稼ぐ力。
最後に④守る力と⑤使う力がちょろちょろといった感じです。
お金持ちになるためには②稼ぐことよりも①貯める力の方が大切なんだそうです。
例えばサラリーマンのあなたが毎月よりも1万円多く稼ごうと思ったら結構大変なんですが、1万円貯めるとなれば工夫次第でなんとかなる事が多いんだそうです。
それに1万円手元に残そうと思ったらあなたは税金なども考えると1万2~3千円稼がないといけません。
でも、1万円貯めるだけだったら文字通り1万円貯めるだけでよいのです。
多くの人がお金を貯める事に無頓着で支出が垂れ流しになっている状態なんだとか。
お金が出ていく流れをきっちり把握して、無駄な支出の流れをストップする事からお金持ちへの第一歩が始まります。
人生の6大固定費
まずはお金を貯める事からスタートです。
最初にメスを入れるのは固定費。
そう、あなたをお金持ちから遠ざけている諸悪の根源は毎月毎月必ず同じぐらいの金額がかかる固定費です。
人生の6大固定費はこちら
①通信費
②光熱費
③保険
④家
⑤車
⑥税金
えっ!税金なんて減らせるの!?と思った方もいると思いますが、この本で税金を取り戻す方法も紹介されています。
「保険・家・車」そして「教育費」が人生の4大支出かと思っていましたが、「通信費・光熱費・税金」という3つの固定費もじわりじわりとあなたのお財布からお金を奪っています。
①貯める力
スマホを大手キャリアと契約している人は格安SIMに変えるだけで月約5000円(年間6万円)の支出を減らせます。
光熱費を安い電力会社に変更すれば月1000円(年間12000円)の支出を減らせます。
保険に入り過ぎている人は無駄な保険料を払わないことにすれば月1万円(年12万円)の支出を減らせるかもしれません。
たった、これだけでも年に20万円の支出が減りました。
毎月20万円貯める事ができれば、10年後には200万円、20年後には400万円貯める事ができます。
貯める力は、長い年月を経て、じわりじわりとあなたに富をもたらします。
支出の蛇口が緩くてお金がどんどんお財布から逃げていく人はなかなかお金持ちにはなれません。
とにもかくにもまずは①貯める力。
僕はこの本を見て、電力会社を切り替え(月千円)、無駄な保険を解約しました(月2万円)。
これだけで月21000円、年間252,000円の節約です。
②稼ぐ力
①貯める力を高め、お金の貯まりやすい体質になったら次に考えたいのが②稼ぐ力です。
学長が提唱する稼ぐ力が重要な3つの理由がこちらです。
1.生活の基盤が安定する
「給与所得」を増やせば生活の基盤が安定するし、「事業所得」を増やせば収入源が複数になることで更に安定する。
2.選択の自由が増える
稼ぐ力が増えると「生活のために働く時間」を減らす事ができるから他人にコントロールされにくくなる。
・お金のために理不尽な要求を我慢する
・嫌いな人と付き合う
・苦痛でしかない仕事を続ける
・残業や休日出勤などなど。
3.自分に自信がつく
事業所得は提供した価値と報酬がダイレクトに結びつくので自信に繋がりやすい。
生活が安定して、選択の自由が増えて、自分に自信がついたら最高やね!
「貯める力」がついたら「稼ぐ力」どんどん伸ばしていきたいですね。
③増やす力
①貯める力を鍛えて年に100万円貯金できるようになった!
②稼ぐ力を高めて年に100万円、プラスで貯金できるようになればあなたの手元には毎年200万円のお金が残るようになります。
この200万円を種銭にして、働かなくても食べていける状態を目指しましょう。
具体的には株式・債権などへの投資、不動産への投資の方法が記されています。
が、世の中詐欺まがいの商品だらけなので注意が必要です。
100年以上前にポンジさんという人が考えた「ポンジ・スキーム」と言う詐欺手法が未だに世の中はびこっているらしです。
僕はこの本を読むまでポンジ・スキームの事なんてちっとも知りませんでした。
知っといてよかったー!!
世の中知らん事だらけで情報弱者は騙されまくりですね。
こうやってお金の勉強をしてマネーリテラシーを高めていくと、騙されにくい体質になっていきます。
まとめ
この本では一生お金に困らない5つの力が学べます。
①貯める力
②稼ぐ力
③増やす力
④守る力
⑤使う力
①貯める力を高めてただ、けちけちになれって事を言ってるんじゃないんですよ。
お金の亡者みたいになるのは嫌だけど、この資本主義社会、お金があった方が選択肢が広がりますよね。
僕はお金持ちになりたいと思って若い頃から色んな本を読んで勉強していたこともあって、昔から格安SIMですし、家計簿つけてますしと、貯める力結構ある方だと思っていたんですが、それでもこの本を読んでまだ実践できてないところ、無駄にお金払ってしまっているところがあるなぁといくつも発見がありました。
学長はいいます。
「今日が人生で一番若い日」と。
この本を読んで、
「もっと早く知りたかった」と思うかもしれません。
でも、5年後にこの本に出会うより、今日出会えたからこそ、5年後のあなたにまとまったお金を残してあげられるかもしれません。
今日のあなたへの質問
「月1000円節約できる固定費はありませんか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!
お金持ちになりたい人はこちらの5冊もおすすめです!
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