老後2000万円問題に立ち向かえ『老後に破産する人、しない人:中村宏』

老後に破産する人、しない人 お金
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今日は「老後に破産する人、しない人」についてです。
・今も大変なのに老後、お金の事は大丈夫なんだろうか。
・今からどんな事をすれば豊かな老後を送れるだろうか。
・老後に破産しちゃう人ってどういう特徴があるの?
と、現役時代だけではなく、老後も豊かな生活を送りたい、そんなあなたにオススメの本です。

この本はファイナンシャルプランナー、中村宏さんの本です。

破産予備軍10の特徴

老後破産する人にはいくつか特徴があるそうです。
著者が破産予備軍と宣告する特徴がこの10個の特徴です。

☑定年時に住宅ローンが残る人
☑賃貸暮らしで、貯蓄がない人
☑晩婚で子どもができたのが遅い人
☑背伸びして高い住宅を購入した人
☑生命保険に入りすぎている人
☑無理して子どもを私立に通わせている人
☑リタイア後に生活費を削減できない人
☑定年後独立をしたけれど、赤字の人
☑ずっと自営業を営んできた人
☑借金体質の人

☑が多くついた人ほど、老後破産の可能性が高いんだそうです。
あなたはいくつ☑がつきましたか?

「幸せな老後」を過ごすために知っておきたい10のこと

第1章 老後破産は現実になる!?
第2章 老後破産する人は「しない人」と何が違うのか?
第3章 老後破産しないために知っておきたい「年金」のこと
第4章 老後破産しないために知っておきたい「働き方」のこと
第5章 老後破産しないために知っておきたい「資産運用」のこと
第6章 老後破産しないために知っておきたい「住宅」のこと
第7章 老後破産しないために知っておきたい「公的医療保険と生命保険」のこと
第8章 老後破産しないために知っておきたい「介護」のこと
第9章 老後破産しないために知っておきたい「相続と贈与」のこと
第10章 老後破産しないために知っておきたい「いまからできる対策」のこと

僕たちは「年金」や「資産運用」のことや「生命保険」の事など、お金にまつわる事を学校ではほとんど勉強せずに大人になります。

65歳まで働ける制度が整いつつある事や、70歳を過ぎても働ける環境ができつつある事、年間110万円までなら贈与税はかからないなど、お金に関する正しい知識があれば、若いうちから将来に対して、備えておく事も可能です。

老後、破産する人にならないためにも、若いうちから勉強して実践していく事が大事ですね。

老後は3000万円あっても足りない!?

65歳以上の標準的な夫婦2人が受け取っている国の年金額は、2人合わせて月額22万9千円
夫が会社員、妻が専業主婦のモデル夫婦の年金額です。
いっぽう、総務省の「家計調査」によると、高齢夫婦で無職世帯の1ヵ月の支出額は月額27万円です。
収入が22万9千円、支出が27万円ですので、月々4万1千円の赤字です。
夫婦が同じ年齢で60歳から平均寿命まで生きたとすると約2700万円のマイナスになるそうです。

国の年金支給額は年々低くなっていく予想なので、3000万円貯蓄があっても足りない時代が迫っていると言っても過言ではありません。
更に自営業の人だと、国民年金しかもらえないので、夫婦合わせて月額約13万円しかもらえません。
独立・自営業を夢見る人も多いですが、こんな現実が待っています。

「老後にお金で困らない人」がやっている8つのこと

老後破産について不安になってしまいそうな本ですが、もちろん破産しないためのポイントも教えてくれます。

☑家計簿をつけて毎月の収支を把握できている
☑中期的に必要な支出額を正しく把握できている
☑老後に国からいくら年金がもらえるかを知っている
☑退職金や企業年金の仕組みと金額を知ってる
☑しっかりと節約に取り組んでいる
☑「あれば便利なモノ」は買わない。「なければ困るモノ」だけ買う
☑効率的な家計を運営するために、自分で興味を持って調べる習慣がある
☑年に1回は資産の額を把握し、夫婦で将来のことを話し合っている

あなたは、何個☑がつきましたか?
僕は20代から家計簿はつけてますし、上記にある事はだいたいできているんじゃないかなぁと思ってます。

65歳になってから慌てて対策を考えても資産形成はなかなか難しいのが現実です。
老後に豊かな人生を歩む人は、20代~40代のうちから老後に備えて対策をスタートさせています。
今日のあなたの決断が未来のあなたを救ってくれるのです。

今日のあなたへの質問
「豊かな老後を過ごすために今日からできるはじめの一歩はなんですか?」
それでは今日もご機嫌な一日を!

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