Webライターを始めたい人が読む本『沈黙のWebライティング:松尾茂起(株式会社ウェブライター)』

沈黙のWebライティング マーケティング
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

今日は『沈黙のWebライティング-Webマーケッターボーンの激闘-』についてです。
・Webライティングって何?
・Webライティングについて本格的に学びたい
・Webライティングは普通の文章と違うの???
と、Webライティングについて学びたい、そんなあなたにお薦めの本です。

この本は、前作「沈黙のWebマーケティング」の続編です。

沈黙のWebマーケティングあらすじ

両親が亡くなったことによって若くして那須の旅館「みやび屋」を継ぐことになった、若女将サツキ。
両親との別れから半年たったある日のHPからの予約は1件だけ。。。
お客様が減ってきている現状をなんとかしたいと思っていたところ、東京でミュージシャンを目指していた弟のムツミが帰ってくる。

そんな時、みやび屋にたまたま泊りに来たのが世界最強のWebマーケッターと呼ばれるボーン・片桐とその恋人、ヴェロニカ。
彼らの協力を得ながら、ホームページを使って、みやび屋にお客さんを呼び戻すための試行錯誤が始まります。
途中、タオパイ社のCEO、ヤン・タオに妨害を受けながらも、那須にお客様を呼び戻せるような素敵なコンテンツを作っていく物語です。

沈黙のWebマーケティング目次

episode01
SEOライティングの鼓動
SEOを意識したコンテンツを作るカギ

episode02
解き放たれたUSP
「USP」を最大限に活かすコンテンツ

episode03
リライトと推敲の狭間に
わかりやすい文章を書くためのポイント

episode04
愛と論理のオウンドメディア
論理的思考をSEOに結び付ける

episode05
秩序なき引用、失われたオマージュ
オウンドメディアに必要なSEO思考

episode06
嵐を呼ぶインタビュー
SEOに強いライターの育成法

episode07
今、すべてを沈黙させる・・・!!
バズにつながるコンテンツ作成のコツ

epilogue
沈黙のその先に

SEOを意識したコンテンツ作り

HPやブログを作成する際、自分の伝えたい事ばかり書いても、なかなか検索には引っ掛かりません。
沢山の人に見てもらうにはSEOを意識したコンテンツ作りが必要です。

SEOとはSearch Engine Optimizationの略。
検索エンジン最適化という意味の略語で、検索エンジンに評価されやすいようにWebサイトの構造やWebコンテンツの内容をチューニングしていく事を指します。
上位表示を狙うキーワードを実際にGoogleで検索してみて、検索結果上位10位までのページを分析するとよいんだとか。

SEO対策をしっかりしておくと、検索ユーザーからの継続したアクセスが期待でき、多くの人が訪れてくれる事になるでしょう。

エモーショナルライティング

HPやウェブサイトを読む人は1字1字をじっくり読んでくれる訳ではありません。
そう、あなたと同じように、ほとんどの人が流し読みをしているのです。

文章をしっかり読んでもらうためには「共感を誘発する」ことと、「見やすい・読みやすい」ことが大事です。
共感を誘発するために、文章に「感情表現」があったほうがいいんだそうです。

「こんなSEOの事をブログを書いている僕のブログも実は月の読者はほんの24人しかいません。トホホです。。」

なんて、途中で感情表現を入れると、共感してもらい易くなっていいんだって。

また、脳には物事を直観的に素早く理解する「システム1」と、論理的にゆっくり理解しようとする「システム2」の2つの思考があるんだそうです。
ごちゃごちゃした文章や分かりづらい文章が続くと脳に負担がかかってしまい、理解してくれなくなります。

適度に改行を加えたり、目次や色を付ける事、途中で吹き出しを入れたり図やマンガを入れてあげることで、読み手の脳の負担を軽くしてあげ、読み手にとって読み易い文章を作成してあげましょう。

サイト運営に役立つ4つの道具

1.Google Analytice
グーグルアナリティクス
ページビュー数やユニークユーザー数、滞在時間、リピート率、コンバージョン(成約数)などのデータが取得できます。

2.Google Search Console
グーグルサーチコンソール
略して「さちこ」って呼ばれるそうです。
なんだかカワイイ。
自分のサイトの平均検索順位や検索結果でどれぐらいクリックされているかというクリック率などが分かります。
サイトに問題がある場合も、「ここが問題です」といったメッセージをくれる優れものです。

3.Ptengine
ピーティーエンジン
アナリティクスと同じくページビューやユニークユーザー数が分かる他、
ヒートマップ機能がついており、ページの中でどの箇所がユーザーによく読まれているか、どれくらいページの下のほうまで読まれているか?といった情報を教えてくれます。

4.検索順位チェックツールGRC
この本に紹介されていた検索順位をウォッチできる解析ツールは「GinzaMetrics」というものでしたが、僕は「GRC」というツールの方が使い易いと思っているので、本の内容とは違いますがこちらを紹介しておきます。
10ワードまでは無料でチェックできるので、重宝しています。

例えば「ブログ 始め方」で検索すると、そのワードでヒットするページはGoogleでは何ページあって、そのうち順位は何位かという事を教えてくれます。
Google以外にもYahoo!とBingでのページ数と順位を教えてくれます。

ちなみに僕のブログのタイトル「本を読めば人生は変わる」というキーワードで検索すると、Bingで1位を獲得してました。
イェイ!!!

でもYahoo!とGoogleではまだ圏外。
「Bing使っている人なんているのか!?」と思いましたが、兎にも角にも1位は嬉しいものです。
Googleさんにも早く認めてもらえるようにコツコツ記事を更新していきたいと思います。

まとめ

今日は新人Webマーケターの登竜門。
沈黙のWebライティングについてお伝えしました。

SEOやUSP、エモーショナルライティングやバズる方法、サイト運営に役立つ4つの道具などについて学べる1冊です。

631ページの大作ですが、ほとんどが会話形式で書かれているのでサクサク読めます。
Webライターを目指す人にとっての必読書といっても過言ではないでしょう。

今日のあなたへの質問
「あなたのサイトに訪れて欲しい人は、今日、どんなキーワードをGoogleに打ち込んで、検索をしているでしょうか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!

マーケター初心者の方でも読みやすいおすすめの5冊はこちらです!

コメント