マーケティングで重要な考え方『不変のマーケティング:神田昌典』

不変のマーケティング マーケティング
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今日は『不変のマーケティング』についてです。
・ダイレクトレスポンスマーケティングに興味がある!
・もっと自社のサービスを世の中に広めたい!
・もっと自社の売上を上げたい!

と真剣に考えている社長・もしくは営業のあなたにお薦めの本です。

この本は神田昌典さんの本です。

不変のマーケティング

プロローグ 1通のDMから全てが始まった
第1章 感情マーケティングの基本概念を紹介!
第2章 神田のマーケティング必殺技
第3章 売上アップの「突破口」を探る!
第4章 お客さまをファンにして口コミを増やす方法
第5章 私が犯した罪と罰

お客の頭の中を考える

お客様の頭の中を考える事は極めて重要です。
具体的にはこんな風に考えていきます。
1.お客はどうしてここに集まっているのか?何を探しているのか?
2.お客が嫌っていることは何か?
3.どうして嫌っているのか?
4.お客は何に悩んでいるのか?
5.どうして悩んでいるのか?
6.お客が恐れているものは何か?
7.どうして恐れているのか?

「嫌っていること」「悩み」「恐れ」がなぜ大切なのか?
これを知ることでお客様に共感する事ができるようになるからなんだって。

マーケティングの7原則

神田さんが記憶喪失になっても覚えておきたいマーケティングの7原則がこちら。
1.緊急性
2.限定
3.ファクス
4.指を動かせる
5.思い切った保証
6.明確な指示
7.お客様の声
この7つは記憶喪失になっても思い出したい究極のレシピなんだとか。。

例えば緊急性。
これがないと広告の反応は半減します。
人は〆切がないとなかなか動きません。
顧客はなぜ今すぐ、この広告に反応した方がよいのでしょうか。
緊急でなければ人は動きません。

PASONAの法則

売るために「何を」「どの順番で言うか」を法則化したのか「PASONAの法則」
この「PASONAの法則」は、催眠商法でお客をだまして商品を販売する方法、そして臨床心理で患者を治療する時に使われる方法と同じで、すごく効果的です。

Problem:問題を明確化して伝える。
Agitate:その問題を、身近に感じてもらえるように、炙り立てる。
Solution:問題の解決策を伝える
Narrow down:その解決策を得られる人は、限られていることを説明。
Action:行動を呼びかける。

例えば・・・

Problem:
今の会社で働き続けて大丈夫ですか?
50歳~60歳になっても働き続けられる会社ですか?

Agitate:
実際に50~60歳で働いている人いるんですか?
ある程度の年齢になったら途中で突然辞めていっている人多いんじゃないですか?

Solution:
30代の今ならまだ転職も間に合いますよ!
定年まで安心して働ける会社に転職してみてはどうです?

Narrow down:
ただし、40代を過ぎると途端に転職先は少なくなります。
今を逃すと、今の会社で働き続けてある日いきなり解雇を伝えられるかもしれませんよ。

Action:
今すぐ知り合いのキャリアアドバイザーに一緒に相談してみませんか?

みたいな流れですかね。。。
Agitateの部分で煽るっていうのがポイントかもしれませんね。

まとめ

神田さんは「頭脳労働は肉体労働の5倍疲れる」と言います。
多くの人は考えなくてもよいどうでもよい仕事をして仕事をした気になっているんだとか。
あなたの会社での立場が偉ければ偉いほど、そういった安易な仕事に逃げて仕事をやった気になってはいけません。
ノートと紙を持ち、携帯の電源を切って、じっくりと思考を研ぎ澄ます事のできる環境に月に一回、週に一回、身を置きましょう。
その積み重ねがあなたのビジネスを加速させます。

また、神田さんがこういったノウハウを世の中に提供する理由として、
「ほとんどの人がやらない。だからやればそれだけ成果が出る。」と言います。
ほとんどの人がどうせ聞いてもやらないんだからノウハウを公開したって何の問題もないんだって。

こんな事言われて悔しいじゃないですか?
本を読んだらどんどんノウハウを実行して、結果を出して、行動する人間の一人になりたいですね。

今日のあなたへの質問
「あなたの未来のお客さんは、何に悩んでいますか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!

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