会議の生産性が低いと思ったらこの本『ワクワク会議:堀公俊』

ワクワク会議 会議

今日は『ワクワク会議』についてです。
・うちの会社は会議が下手だ!
・いつも議論が噛み合わない!
・なんのための会議かよく分からない!
と、いつもの会議に不満をもっている、そんなあなたにおすすめの一冊です。

なぜ議論が噛み合わないのか?

あなたはワクワクする会議に出た事がありますか?
みんなが同じ方向を向いていて、色んなアイディアが出て、
「それだったら明日からこれとこれをやっていこう!」
と、みんなが納得した顔をしている会議。
「えっ、そんな会議があったら一度でいいから出てみたいって?」

なぜ、会議での議論はいつも噛み合わないのでしょうか。
著者の堀さん曰く、それは「思考の枠組み(フレームワーク)」が共有できていないからなんだそうです。

そんな、“グダグダ会議”を”ワクワク会議”に変えるいい方法があります。
それが「枠」を使ってフレームワークをみなで共有する方法です。
たった一本の線、たった1つの枠組みでつまらない会議は生産性のある会議に変わります。
では、どんな種類の「枠」があるのでしょうか。
早速、見ていってみましょう。

会議の7つ道具

2分割
シンプルに考えたいとき

Tの字
異なる視点を統合したいとき

ツリー
網羅的に考えたいとき

田の字
優先順位をつけたいとき

時系列
順序立てて考えたいとき

マンダラ
自由に発想したいとき

3つの輪
バランスよく考えたいとき

2分割

シンプルに考えたいときはこの枠がおすすめです。

そしてこの枠は色んな使い方が可能です。
コントロール可能/コントロール不可能
良かった点/頑張って欲しい点
誇りに思うこと/残念なこと
等々、あまり細かい事は気にせず、まずはなんとなくでいいので項目を決めてみましょう。

Tの字

異なる視点を統合したいときはこの枠がおすすめです。
僕がよく使っているのはKPT
Keep・・・良かった事
Problem・・・問題
Try・・・良かった事と問題点を踏まえて上で今後挑戦していくこと
多い時は月に1回、少なくとも半年、1年には1回振返りをし、自分の成長や今後の作戦会議をしています。

どこがTの字なのかと思うかもしれませんがTが右に90度傾いていると思ってみて頂ければ分かり易いかと思います。

田の字

優先順位をつけたいときはこの枠がおすすめです。
多くの人は日々忙しいので
第一象限・第三象限・第四象限というL型に進んでしまうそうなのですが、
成果を出す人は第一象限の仕事を終えた後、第二象限を通ってから第三象限・第四象限と、Z型に進むんだって。
あなたはL型ですか?Z型の人ですか?

ワクワク会議3つのメリット

1.意見が出しやすくなる
2.議論が噛み合い易くなる
3.議論のヌケモレが防げる

逆にこんな会議はどうですか?

誰からも意見が出ず、議論が噛み合ってなくて、議論のヌケモレのある会議。こんな会議出たくないですよね。線1本や1つの枠でこれらが解決できたら最高ですよね。

まとめ

最初は会社で枠組みなんかを持ち出すと、煙たがれるかもしれません。
でも、あなたの枠組みをもとに議論が活発化すれば、あなたの会社での立ち位置も変わってくるんじゃないでしょうか。
是非、固く考えず、試しに色々使ってみて枠のパワーを感じてみてください。

いきなりみんなを巻き込むのが不安な方は一人会議(反省会)をする際に枠を使ってみるのもありかと思います。

今日は3つの枠を詳しく紹介しましたが、他の4つの枠もしっかり勉強したい人は、是非本書を手に取ってみて頂ければと思います。

今日のあなたへの質問
「今のあなたの悩みはどの枠を使えば解決しそうですか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!

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