サラリーマンで年収1000万稼ぎたきゃこの本でしょ『「伝説の社員」になれ!:土井英司』

「伝説の社員」になれ! ビジネス
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今日は土井英司さんの『「伝説の社員」になれ!』についてです。
・20代は仕事にのめりこみたい!
・普通の社員で終わりたくない!
・どうせ働くなら伝説と言われるような成果を残したい!

と、4月からサラリーマンとして社会にデビューする、そんなあなたにおすすめの一冊です。

「伝説の社員」とは

日産CEOのカルロス・ゴーン氏も元マッキンゼーの大前研一氏も、サイバーエージェントの藤田晋氏もかつてはみんな「伝説の社員」でした。
「伝説の社員」と呼ばれる多くの人は、目先の年収アップに惑わされれず、自分を安く売り、トコトン働き、経験と実験の場を手に入れ、自分の能力を上げていきました。
その結果、自分の能力をいつでもキャッシュに換えられる状態になり、仕事を選べる人間になっていきました。
「伝説の社員」になった人はその後3つの道を辿るんだそうです。
1.社内のトップにのぼりつめる
2.よりレベルが高い他社に引き抜かれる
3.自分で会社を立ち上げる

あなたは「伝説の社員」になりたいですか?
もし答えが「Yes」なのであれば、この本はきっとあなたの役に立つでしょう。

「伝説の社員」になれ!目次

第1章 自分の値段は自分でつける!
あなたの「代金」は高いか安いか/
若かろうと平社員だろうと「経営者アタマ」で仕事する
ほか

第2章 付加価値をつければ人生が変わる!
人生はすべて「仕入れ」で決まる
「頭を下げる仕事」だから見えてくるもの
ほか

第3章 最強の自分マーケティング
日本車も、外国に行けば外車になる
複数のキャリアを組みあわせて「わらしべ長者」になる
ほか

第4章 「伝説の社員」になれ!
「一億円あったら?」という妄想は人生を映す鏡
最後に勝つのは能力より「バカになれる情熱」

給料20万円は高いか?安いか?

新入社員になると月給20万円とか25万円からスタートする会社が多いと思います。
この金額は高いのでしょうか?安いのでしょうか?

実は会社側から見るとこの金額はべらぼうに高いです。
例えばあなたが営業として採用されたとします。
売る商品やサービスにもよりますが、最初の月から自分の給料分の金額を稼いでくるのは至難の業であることが多いのです。
もっと正確に言うと、あなたが初月から売上20万円稼いできたとしても、あなたのお給料を支払う事はできません。
売上から原価を引いた粗利が、最低でも20万円ないとあなたに20万円は払えないのです。
もっともっと正確に言うと、地代家賃、電話代やパソコンの費用等、あなたを雇うために必要な経費はもっと掛かるので、粗利が20万円でもあなたに20万円払う事は難しいのです。

ではなぜ、会社はあなたに20万円を支払うのでしょうか。
それは将来あなたが成長して、会社が支払っているより多くの利益を会社にもたらしてくれるのではないか?と期待しているからなのです。
いわば会社にとっては先行投資の毎月20万円なのです。
にも関わらず、「毎月20万円しかもらえない。この会社はケチだ。」なんて言っている人が「伝説の社員」になれるはずもありません。

また、もう一つの大切な考え方は、年収や給料は「給料+授業料」として考えることです。
会社では営業・マネジメント・交渉・折衝など、将来あなたが社会で活躍するための様々な能力を得るための経験ができます。
もし満足いく給料を貰えていないと考えるのであれば、そういった経験を得るために授業料を払っているのだと考えてみるのはどうでしょう。

著者もインタビュアー時代に月給12万円、睡眠時間4時間という時期を過ごしたそうですが、成功者の話を沢山聞けて、この時期こそが今の自分の成功に繋がっていると述べています。
こんなに授業料を払っているのにもっと経験を積まなきゃもったいない!
そんな気持ちで毎日の仕事に取り組んでいる人が成功しない訳がありません。

まとめ

この本では「伝説の社員」となり、社会で活躍したい!と思っている人が、どのような心構えで働いているのかが学べます。
最初から社長だった人も、最初から成功者だった人も、この世にはいません。
目先の利益や年収にとらわれず、時には自分を安く売り、自分だけのゴールを目指して、がむしゃらに働いた人にのみ「伝説の社員」への道が開かれます。

そんな苦労はしたくないですか?
そこそこの平凡な人生で構わないという人にはこの本は合わないかもしれません。

でも
「普通の人生で終わりたくない!」
「せっかくの一度の人生なんだから、自分の生きた証を残したい!」
もしあなたが、そんな風に思った事がある人ならば、この本を読んでみる価値はきっとあると思います。

今日のあなたへの質問
「あなたは「伝説の社員」になりたいですか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!

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