今日は塚本亮さんの『スゴイ早起き』についてです。
・早起きしたくてウズウズしたい!
・早起きして『無敵』になりたい!
・やりたかっことが次々と実現できるハッピーな毎日を送りたい!
と、前向きな気持ちで早起きをしたい人におすすめの一冊です。
『スゴイ早起き』目次
1章
偏差値30から人生が一変した!早起きの“劇的効果”とは?
「朝5時起き」で頭がフル回転するように!
「やればできる」という自信があふれ出す ほか
2章
パチッと目が覚め、起きたくなる!早起きできる「心理法則」&「7つのメソッド」
早起きできる人、できない人は何が違う?
「自分と戦わない」ほうがうまくいく♪ ほか
3章
“軽々”と起きられる!今日からできる6つの「早起きトリガー」
パッと起きられる!効果的な方法とは?
4章
脳の働きを最大化する☆ダントツに集中できる!「朝時間の活用法」
「朝の脳」は最高の状態!
「朝の脳」をフル活用する方法 ほか
5章
生活が整い、コンディションも万全!パフォーマンスが高まる生活習慣
体調や感情を上手にコントロールしよう
有酸素運動をする ほか
毎日もらえる神様からのプレゼント
この本は著者の塚本亮さんが早起きの力を使って偏差値30台から同志社大学→ケンブリッジ大学へと進学する過程で実際に使っていた33の具体的な早起きメソッドが学べる本です。
早起きの一番の効能は他の本にも書いてありましたが、早起きする事で「自分をコントロールできている」という感覚が得られる事なんだとか。
早起きし、「1日をコントロールできている」「自分をコントロールできている」という感覚を持てるようになるとそれがそれが自信につながり、モチベーションが高まり色んな事がうまくいくようになるんだそうです。
アーノルド・ベネット著『自分の時間』にはこんな言葉があるそうです、
「朝、目覚める。すると不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている」
僕たちは毎日神様から24時間という「時間」をプレゼントしてもらっています。
この24時間は誰にでも平等に与えられている時間です。
この時間の使い方で人生に大きな差がついていくんですね。
早起きが習慣化する7つのメソッド
こちらが早起きを習慣にする7つのメソッドです。
メソッド1
「快の追及」をする(動機)
メソッド2
睡眠の質を上げる
メソッド3
「睡眠ノート」を書く
メソッド4
睡眠時間を手帳に書く
メソッド5
起きる時間を固定する
メソッド6
休日も同じ時間に起きる
メソッド7
楽しいルーティンを持つ
メソッド1の「快の追及をする」ですが、
「早起きしなくちゃ!」という意識で早起きするのは逆効果なんだとか。
早起き自体を目的にするのではなく、
・早起きしてブログを書きたい!
・早起きしてお気に入りのカフェで朝ごはんを食べたい!
・早起きしてオンライン英会話をして英語力をつけたい!
とか、早起きして何をやりたいか!どんな楽しい事をしようか!
そんな「快」の気持ちを充満させると早起きは上手くいきやすいんだとか。
また、メソッド7の「楽しいルーティンを待つ」は、
朝起きた時に自動的に行う自分にとって楽しいルーティンを持っておくとよいという意味です。
起きたらまず、
・大好きなコーヒーを飲む
・お気に入りの音楽を聴く
・好きなチョコを食べる
など、自分の大好きな事をやりながら自動的にエンジンがかかる事をやるといいんだそうです。
大切なのは自己効力感
早起きを続ける上では、自己効力感を上手に使う事が大切です。
自己効力感とは、簡単に言うと「自分の可能性を認知していること」なんだとか。
「自分は上手くやれそう」「なんとかできそう」と思えてる状態の事なんだって。
ノースカロライナ大学の教育心理学者:デール・シュンクによると、自己効力感を高めて維持していくには次の4つの条件があると言います。
1.自分が目標設定したもの
2.フィードバックがあること
3.進捗が管理されていること
4.自分の頑張りによって達成できているという意識があること
この4つの条件が揃うと人は自分の行動をコントロールできているという感覚を高く保つことができます。
あなたの目標はあなた自身が心からやりたい事のために自分で設定した目標になってますか?
その目標が少しずつでも達成できている。そんな感覚を手に入れられる絶妙な目標設定が必要なんだとか。
まとめ
この本を読むと、早起き=苦痛と思っていた価値観が変わり、なんか早起き楽しそう!という前向きな気持ちになってきます。
著者の塚本さんは心理学を学んで広めている方なので、随所に心理学要素が書かれていて、それもまたこの本の面白いところです。
今日紹介した方法以外にも
・朝起きたら日光を浴びる
・朝起きたらシャワーを浴びる
・朝からオンライン英会話の予約をする
・週末も同じリズムで生活する
など、早起きを継続するための具体的な方法が満載です。
いやいやな気持ちで早起きを続けるのではなく、「早起きって気持ちいいー!」と、前向きな気持ちで早起きを続けたい方にはとってもおすすめの一冊です。
今日のあなたへの質問
「明日は早起きしてどんな楽しい事をしたいですか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!
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