今日は100円コーラ漫画シリーズの最終巻・第③巻「100円のコーラを1000円で売る方法③」についてです。
・マーケティングについて更に更に詳しく学びたい!
・無料の集客モデルって儲かるの?
・交渉の成否を握るBATNAってなに?
そんなあなたにお薦めの本です。
…って普段からそんな事考えている人いないかっ(笑)
「100円のコーラを1000円で売る方法①」をまだ読んでない方はこちらからご確認ください。
「100円のコーラを1000円で売る方法②」をまだ読んでない方はこちら!
第③巻のテーマは「イノベーションとリスクへの挑戦」です。
僕が今回ピンと来た内容は以下の4つ。
1.企業メッセージの99.996%はスルーされる
2.フリーミアムのビジネスモデル
3.交渉の成否を握るBATNA
4.イノベーションのジレンマ
マーケティングについて更に深く学んでいける内容です。
企業メッセージの99.996%はスルーされる
今や世の中もの凄い情報が流れていますが、そのうち実際に人の頭に入るのはどれぐらいだと思いますか?
あなたが家から出て会社に着くまでに何百何千という広告を見ているはずですが、ほとんど頭に残ってないですよね。
なんと、正解は0.004%。2万5千件に1件の割合でしか人の頭に情報として残らないんだとか。
そんな中で消費者に届く情報は「自分の信頼する人の情報」。
だから最近はtwitterやブログなどのソーシャルメディアが強いんだそうです。
企業が折角作った広告もほとんどの人の頭には残らないんですねぇ。。
フリーミアムのビジネスモデル
Googleはなぜ世界中の情報にアクセスできる検索サイトを無料で提供する事ができるのでしょうか。
それは広告収入を得ているからです。
無料で便利なものやサービスを作って人を集める。
そこに別の切り口でお金が発生する仕組みを作るのがフリーミアムのビジネスモデルです。
今まで有料が当たり前だった業界にこの「フリーミアムモデル」が持ち込まれると、その業界は大混乱をきたすでしょうが、いずれそれが当たり前になっていきます。
初期投資はいるかもしれませんがとにかくまずは「人を集める事」。
これが今後のビジネスの世界では非常に重要になってくるかもしれません。
交渉の成否を握るBATNA
「BATNA」とはBest Alternative To Non-Agreement(交渉が成立しなかった場合の次善の策)という意味です。
交渉や駆け引きできる材料をもっていなければ相手の言いなりになるしかないという事です。
サラリーマンのお給料しかない人は会社が理不尽な要求をしてきた時に、
「だったら辞めて独立します。」
「だったら辞めて副業に専念します。」
「だったらダブルワークをしている方のもう一方の会社でもっと頑張ります。」
と、強く言えればいいのですが、BATNAをもっていないと、会社の言うことを聞かざるを得ません。
僕はそんな状況が嫌でブログを始めました。
「頼む!もう一つの収入源になってくれ!」と願って今日も記事を書いてます(笑)。
イノベーションのジレンマ
ソニーは1950年代トランジスタラジオを使って携帯型ラジオを作り、イノベーションを起こしました。
しかしイノベーションを起こした企業がそこにあぐらをかいていると、別の方向から新たなイノベーションが登場して自分たちの地位が危うくなる・・・
これが「イノベーションのジレンマ」です。
ソニーもトランジスタラジオやウォークマンで一時期世界を席巻していましたが、音質にこだわり過ぎてその後のイノベーションには乗り遅れ、一時凋落していた時期もあったかと思います。
一度イノベーションを起こしても視野を広く持ち、既存のお客様以外にも目を向け、常に新たなイノベーションの種を見つけ続けないと、ビジネスの世界で生き残っていくのは厳しいのです。
3巻(今のところ最終巻)もビジネス用語、めっちゃ学べますね。
「そらこういうの知ってる人と知らない人じゃ仕事の成果違うわなー」と、納得の内容でした。
漫画なので1時間で読めちゃいますよ。
今日のあなたへの質問
「今のあなたにとっての交渉のBATONAはなんですか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!
マーケター初心者の方でも読みやすいおすすめの5冊はこちらです!
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