今日は永松茂久さんの『40代をあきらめて生きるな』についてです。
・もうすぐ40歳。これからどうなるんだろう。
・思い描いていた40歳とはだいぶ違うなぁ。
・このまま中途半端に出世して、社会人生活は終わりを迎えるのかなぁ。
と、40代の自分を本当はあきらめたくないという、そんなあなたにおすすめの一冊です。
『40代をあきらめて生きるな』の主な内容
40代、あきらめるにはまだ早すぎる3つの理由
40代はつきあいを悪くしよう
たったひとりでもいい。40代のうちに誰かを導く人になろう
40代は年下から学べ
成功談よりも先に、まずは失敗談を集める
40代は、いばらないだけで愛される
40代男性が1秒でも早く気づくべき、この世で最強の力
本当にやってきた「女性が活躍する時代」
女性たちよ、もう「できないふり」はやめなさい
まわりに華を持たせることができるか?
40代、「副業」をもっとあたりまえのこととして捉えよう
「台風の目」になってくれる第一陣のメンバーを大切にする
40代こそが、やりたいことができる年代だ
「若いって不自由だよね」と言える人になる
などなど。気になるテーマが盛り沢山の内容になっています。
「40代は何をやるにも、もう遅い」
あなたは、こんな風に思っているかもしれません。
でもよくよく考えてみて欲しいのです。
人生100年時代が始まったと言われている現在、一生(100年)を1日に例えて24時間で分けたとしたら40代はAM9時30分過ぎから12時に当たります。
40代後半の人で考えてもまだ、お昼ご飯前。
お昼ご飯前から「今日はもう何もできなかったなぁ。」
あとはおとなしく一日を過ごそうと思う人はいないはず。
そう、時間はまだまだあるし、まだまだ色んな可能性があるのです。
40代を楽しむにはまずこの、不幸な思い込みを取っ払う必要があります。
あきらめるにはまだ早すぎる３つの理由
１．新型コロナ
コロナはとっても大変でした。
しかし、ここでゲームチェンジが起こっているのです。
今までの常識では計れない世界。
こんな時こそ実はチャンスはゴロゴロ眠っているのです。。
２．ITインフラ
IT環境が整った事で、一気に可能性が増えました。
パソコン一台あれば起業も副業もできる時代です。
お客様先に行かなくても、世界中の人とインターネットで繋がり、ビジネスができる時代が来たのです。
３．人・時間・経験値
40歳までに築いた「人脈」、仕事のほとんどが肉体労働から知的生産作業に変わった事による「時間的余裕」、20代30代のうちに蓄えた「知識」。
あなたは間違いなくこの３つの財産を持っています。
自分にはそんなもの・・・と、思う方も一度自分にどんな財産があるか棚卸してみるよよいかと思います。
捨てるべき５つの「あいうえお」
40代の人たちに捨てて欲しい「あいうえお」
「あ」は「焦り」
「い」は「いじけ」
「う」は「上から目線」
「え」は「遠慮」
「お」は「怖れ」
です。
僕が一番ピンときたのは「い」の「いじけ」です。
サラリーマンをやっていて会社からの不当な扱いを何度も受けていると、多かれ少なかれいじけてしまうのは人間としてしょうがない事かと思います。
ただ、やっぱりいじけてる時ってパフォーマンスが落ちますし、なによりいじけている時間は自分の人生として非常にもったいないと思うんです。
まだまだ60年、人生が続くのに、40歳代でいじけてしまっていいのでしょうか。
そんなの本当にもったいない！
そう、思うのは僕だけでしょうか。
40代からは特に年下を大切にする
40歳以降はチームで一緒になって仕事をすることが多くなります。
いくら自分一人が頑張ってもできる事は限られています。
年下でも、すごい人は沢山います。
その人たちが「あなたのためなら」と言ってくれる人間になるということは、彼らの力があなたに乗っかったようなものです。
40歳以降は年下、そして女性を味方にできる人が仕事で活躍できるようになるんだとか。
- そのためにやって欲しい事が以下の５つです。
- 次世代にアウトプットしよう
- マウンティングに気をつけよう
- 失敗を語ろう(自己開示をしよう)
- 難しいことを簡単に伝えよう
- 相手の話をしっかり聞こう
まとめると、
自分のこれまでの経験で後輩たちに役立ちそうな事は積極的にアウトプットして伝えていきましょう。
ただし、マウンティングには気をつけて、失敗体験こそ積極的に語っていきましょう。
難しく伝えるよりも簡単に伝えましょう。
ただし、一番大切なのは伝える事よりも相手の話をしっかり聴く事です。
ムッ、ムズイ！！！
と、思ってしまいましたが、ビジネスは団体戦。
少しでも多くの若者に自分の味方になってもらう努力を怠ってはいけません。
まとめ
この他にも、
「40代は女性が輝く10年間」
というテーマの話だったり、
「40代の仕事論」
「40代をあきらめて生きるな」
といった話が続きます。
あなたは、なぜこの記事に辿り着いたのでしょうか。
もうすぐ40代、思い描いていた40歳の自分とは全く違う境遇なのかもしれません。
でも、安心してください。
同じような想いを抱え、それでも頑張って40代に花を咲かせよう！と思っている同世代の人は沢山います。
そう、僕もその一人。
「めっちゃええ40代やったわ～」
と、50歳になった時に胸を張って言えるように、今日も一日一緒に頑張りましょう！
今日のあなたへの質問
「あなたは40代で何をやってやりたいですか？」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を！
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