今日は「もう怒らない」ための本についてです。
・いつも怒ってばっかりの自分が嫌!
・また今日も怒ってしまった(自己嫌悪)。
・いつもニコニコ楽しく暮らしたい。
と、分かっちゃいるけど怒ってしまう。そんなあたなたにお薦めの本です。
この本は精神科医・和田秀樹さんの本です。
もう怒りたくない!
「もう怒らない」ようになったら、めっちゃ良くないですか???
僕もこの本を買った時期、他にも怒らない系の本を沢山買っていたのできっといつもイライラしていたのでしょう。
いや、してましたね。いつも怒ってました。
何に怒ってたんでしょうね。。。
でも怒っていい事ってほとんどないんですよね。
怒られた側も不快だし、怒った側も不快だし、怒られた人は他の人にまた怒ったりして・・・
完全に不の連鎖ですね。あ~申し訳ない。
それに怒っている人って幼稚に見えますよね。
いい大人なのに…と周りからの評価も下がっていいとこなし。
怒る自分とお別れしたい!
イラっときたら「3秒深呼吸」
この本にはイラっとした時の処方箋が24個も掲載されています。
僕がいいなぁと思った処方箋はずばり以下の3つです。
1.イラっときたら「3秒深呼吸」
怒りを感じるのは原始的な脳、昔からある大脳辺縁系というところなんだそうです。
しかし人間には大脳皮質という理性的な脳があります。
その脳が「人を殴っちゃいけない、ここは我慢のしどころだ」と、ブレーキをかけてくれるのだそうです。
大脳皮質がちゃんと機能していれば怒りはコントロールできるんだとか。
逆にコントロールできずに怒っちゃってる時は大脳皮質が酸欠状態。
怒りそうになったら大きく深呼吸をして大脳皮質に酸素を送りましょう!!!
「頼む、僕の大脳皮質!この怒りを収めてくれ~」と、願ってみましょう。
自分の怒りを実況中継
2.自分の怒りを「古舘伊知郎」風に実況中継
妻が夫の動きを実況中継
「おーっと、新聞を広げています。なんだ、なんだ、いきなりテレビ欄か~。それがビジネスマンのやる事か~、経済面は読まないんかーい!?」
実況しながらツッコミを入れられるようになったら完璧です。
自分と相手の状況を客観的に観察して、言語化していく。
これを繰り返すとだんだんと相手の行動の先を読めるようになるそうです。
上記は相手の様子を言語化しましたが、逆に自分の事を客観的に見る事を心理学の専門用語では「メタ認知」と呼ぶそうです。
頑張っている自分を客観的に見て励ましたり褒めたりできるようになると、怒りのコントロールも簡単になってくるんだとか。
「お~っと、またアホな部下の仕事の進んでいなさ具合に切れそうになっております。言うのか!言うのか!おっと~今回はギリギリ我慢してなんと労いの言葉をかけた~。そこから次はどうするのか~。」
みたいにね。難しいですかね?(笑)
「絶対」は喧嘩の種
3.身近な人と話すとき「絶対」と言わない
人が怒ってしまうのは自分のルールを相手が破ってきた時。
「べき論」ですね。
妻のべき論:「結婚記念日は必ず家族で過ごすべき」
夫のべき論:「夫として家族を養っていくために仕事は一生懸命やるべき」
こんな「べき論」を持っている二人の結婚記念日の夜に急ぎの仕事が入ってきてしまいました。
夫は仕事をやらなければ家族を守っていけないと思っているので一生懸命残業します。
一方、なかなか帰ってこない夫に妻はイライラ。
でもこの「べき論」、絶対なんでしょうか。
「絶対」対「絶対」がぶつかってしまうと怒りの火種になってしまいます。
自分のルールを改めて見直してみることと、相手のルールについて聞いてみる事で、怒りの火種を小さくする事ができます。
はい、とても勉強になりますね!
まとめ
怒っていていい事って本当にないですよね。
僕も今日から改めて、妻と子供と会社のみんなに優しく接したいと思います。
今日のあなたへの質問
「昨日怒ってしまったのはあなたのどんな「べき論」を相手が犯してしまったからでしょうか。」
少しでも参考になれば幸いです。
今日もご機嫌な一日を!
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