今日は福島正伸さんの『リーダーになる人のたった1つの習慣』についてです。
・リーダーって何から始めれば…。
・リーダーに必要な要素ってなんなの?
・リーダーになるための習慣って?
新米リーダーとして、これからメンバーをマネジメントしていかなければならない方におすすめの一冊です。
この本のあらすじ
新米リーダーの3人が、赤字のカラオケ店の店長に配属され、それぞれの店を立て直していく過程を通じて、リーダーに必要な要素を学んでいくストーリーです。
スタッフが店長の話を全く聞いてくれないというお店もあれば、途中、スタッフ全員がボイコットして店に来てくれなくなってしまう店もありと、なかなかハードなお店を任される3人。
将来経営者になるため、経営者育成スクールで学ぶ3人は、スクール代表の柴田と議論を重ねながら、それぞれのお店の赤字の原因を見つけ、繁盛店に変える事ができるのか。
涙なしではページをめくれない、感動のラストも待っています。
私たちは毎日、未来の種をまいている
スタッフとのやりとり、経営者育成スクール代表の柴田とのやりとりを通じて、3人はリーダーのあるべき姿について学んでいきます。
その過程では多くの金言が登場します。
リーダーに必要な要素がギュッと詰まったひと言。
「ハッ」とさせられた金言をまとめました。
私たちは毎日、未来の種をまいている
すべては自分から始まる
上司は、まず、自分から動く 部下が動かなくても、自分から動く
上司は仕事を楽しむ 部下が仕事をしたくなるくらい、楽しむ
人を育てるということは人をやる気にさせること。
一緒に働く仲間は、一生涯の仲間として付き合おう
二股の道 どちらに進んでも、その先はまた二股の道 夢を忘れなかったものだけが、夢に辿りつく
人はあらかじめどこであきらめるかを決めている
夢は、全ての過去に意味を与える
人を変えたければ、その人を感動させればいい
悩んでいる時間が長いほど、抜け出たところには、強い信念が待っている
本当の戦略とは、みんなが勝つ戦略である
リーダーに必要な要素
この本から学ぶ、リーダーに必要な要素はズバリこの3つです。
①全ての原因は自分と考える
『感謝する成功者はいるが他人のせいにする成功者はいない』
今起こっている何か自分に不都合な状況も、結局は過去の自分の行いや振る舞いがもたらした事なのかもしれません。
いや、自分のせいなのです。
リーダーはそんな風に、自己責任を強く感じられる人じゃないと、務まりません。
②まずは自分が動く
『リーダーは誰かがやってくれるのを待っていない』
リーダーは『ファーストペンギン』になれる人です。
誰かが挨拶してくれたら自分も挨拶しよう。
誰かがごみを拾ったら自分も拾おう。
誰から声をかけてくれたら自分も話しかけよう。
そんな風に考えている、受け身の人にリーダーは務まりません。
③人を変えたければ、その人を感動させる
人を育てるということは人をやる気にさせること
この本のタイトルでもある
「リーダーになる人のたった1つの習慣」は
ずばり「相手を感動させ、一緒に感動する」という事です。
感動は人の意識を一瞬にして、大きく変えてしまうことがあります。
しかし人を感動させるというのはテクニックだけで生み出せるものではありません。
人と人との関係の中で生まれる感動は、そこにいる人の思いの強さがなければ生まれません。
相手に対する真剣な気持ちと本気の行動で、相手の想像を超える必要があります。
メンバーのために本気で行動する『覚悟』がリーダーには求められます。
まとめ
リーダーって大変ですよね。
色んなことを考えて色んな判断をして、自分から動かなきゃいけなくて。
でも、その分やりがいも沢山ある仕事だと思います。
別にリーダーや店長という役職じゃなくても、リーダーシップは発揮できます。
仕事の最大の報酬は『感動』。
どうせやるなら、人に『感動』を与えられるような、そんな仕事をしたいものですね。
今日のあなたへの質問。
「あなたにとっての理想のリーダーとは?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!
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