お金や人に騙されたら読む本『眼力:斎藤一人』世の中を見抜け！

今日は斎藤一人さんの『眼力』についてです。
あなたは見抜く力を持っていますか？
世の中を見抜けてますか？
仕事を見抜けてますか？
人を見抜けてますか？

物事を正しく見抜く力を「眼力」と呼びます。
この本は世の中を見抜く目を養いたい人におすすめの一冊です。

『眼力』目次
自分の器量以上にはお金は持てない
学校は工場で働くための訓練場
金の卵を産むニワトリを殺さない
何十万円の講演会を見極める
まとめ

『眼力』目次

一人さん流世間の見抜き方
その後、どうなるか、あなたは知らない
あなたの器の大きさしか、お金は持てない
隕石はめったに当たらない　他

一人さん流世界の見抜き方
「中国に雪男が出た」を見抜く
スターウォーズ大作戦
宇宙の彼方で起きていることを見抜く眼力　他

中休みです。読んでも、読まなくてもいいつまらない話コーナー
ついに、松下幸之助さんに勝った
諸葛亮孔明に勝った（大笑）
昔の田植えはレジャーだった　他

仕事を見抜く眼力
焼き鳥屋の大将のすごさがわかった
三代目は、なぜ、つぶれるか
何十万、何百万円の講演会を見きわめる　他

プロの眼力
「働き者」だけでは通用しない
苦労と成功は関係ないことを見抜け
どの業界にもスターが必要　他

神の愛に包まれていることがわかる眼力
神の偉大なる“仕組み”
「藍だま」より、素晴らしい「あなた」

本の中で気になったいくつかのお話をご紹介していきたいと思います。

自分の器量以上にはお金は持てない

ひとりさんは「人は自分の器量以上のお金は持てない」と言います。
例えば、宝くじを当てて急に３億円を手に入れたとしても、
その人が３億円を持つ器量がなければすぐに使ったり騙されたりしてなくなってしまうんだとか。
今まで全然女性にモテなかったのにお金を持ったとたん、急にモテだしたりしたら要注意。
あなたに近寄ってきた人が求めているのはあなたの愛ではなく現金ですので要注意を！
自分の器量を大きくするためには色んなことを知る事が大事です。
今、急にモテだしたら要注意！と知っただけでも既にあなたの器量は上がっているんだそうです。

学校は工場で働くための訓練場

小学校に行くと算数を50分やって10分休み、国語を50分やって10分休み。
授業中はどんなにつまらない話でも50分間じっとして話を聞いてトイレもいけません。
これは何かというと、大人になって工場で働くための訓練なんだとか。
大人になってからの仕事より大変なことをして慣れておくと、大人になってから楽なんだとか。
おもしろくない仕事でも黙々とやる訓練をさせられているんだそうです。
だから先生の話はつまんないのかー！と納得のお話でした。

金の卵を産むニワトリを殺さない

国の税収を上げるために、お金持ちから税金をいっぱいとればいいと考えて日本の税制はつくられています。
収入が高い人だと最大約5割、稼いだ額の半分を税金でもっていかれてしまいます。
アメリカだと多くても35%ぐらいなんだとか。。。
しかしそんな制度だと、お金持ちは海外に逃げていってしまうかもしれません。
お金持ちはお金を稼ぐのが上手なので日本じゃなくても簡単に稼げてしまうかもしれません。
結果的に、日本はお金持ちがいない国になってしまい、貧乏な国になってしまうかもしれません。
お金持ちから沢山税金を取ろうという政策は、結果的に金の卵を産む鶏を殺している事になっているのかもしれません。

また、最低賃金2000円にしよう！といった話があります。
雇われる側としてはラッキーと思うかもしれませんが、雇う側からしたらたまったものじゃありません。
みんな最低賃金2000円になってハッピーではなく、そんな条件なら雇わない、結果的に失業者が溢れる状態になるかもしれません。

このように、物事には裏があります。
片側だけ見て「いいね！それ！」と、考えているようではまだまだです。
そういう制度にするとこっち側はハッピーだけど、逆の立場から考えると・・・と、両面から考えてみないと眼力は磨かれません。

何十万円の講演会を見極める

この本もそうですが、本って1500円ぐらいで買えますよね。
いい話だったから生の話を聞いたらもっといい話が聞けるんじゃないかと思って講演会に行くと何万円も何十万円もかかるものがあります。
そして何十万円の話を聞いたからといって満足する人っていますよね。
勉強した気になっている人、それで自分の行動が何一つ変わらない人は本当にもったいないです。
セミナーに行ってる時点で、自分がお客さんにされている事に気づいてますか？
10万円のセミナーに３回出たら30万円です。
その30万円を使わなかったら他にもっと価値ある事に使えたかもしれないのです。
本当に価値のある講演会なのか。しっかりと見極める事が必要です。