子育てに疲れた時に読む本『子どもの自己肯定感が高まる天使の口グセ:白崎あゆみ』

天使の口ぐせ 子育て

今日は白崎あゆみさんの『子どもの自己肯定感が高まる天使の口グセ』についてです。
・子育てが上手くいかない。
・いつも怒ってばかりの自分が嫌になる。
・もう子育てに疲れちゃった。
と、子育てに悩めるすべての人におすすめの一冊です。

子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ目次

はじめに
知らぬ間に自己肯定感を傷つける
悪魔の口ぐせ

1章
あなたの言葉を変えるだけで、子育てはこんなに楽しくなる!
口ぐせでわかる自分の「思い込み」
コーチングを学んでいるから失敗に気づける
私たちは子育てに正解を求めていないだろうか
コーチングではアドバイスをしない
ありのままの子どもの姿を見よう
無意識に使いがちな悪魔の口ぐせ

2章
褒めるときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
かわいい!これにしようね
あなたならできて当然ね!
あなたは手がかからない
あなたは優しくて賢い、自慢の子
すごい!かっこいい!
この子はよくがんばる子なんです
3位でもすごいじゃん
できるじゃん!
あなたの口ぐせワークシート

3章
怒るときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
どうして起こっているかをきちんと伝えよう
ちゃんとして
はあ~(ため息)
信じられない!
なんでこんなこともできないの?
こんなとき、何て言うんだっけ?
待ちなさいよ!
ケンカをするなら、捨てます!
お姉ちゃんでしょ!
何回も言ったよね?
またグチャグチャだよ!
せっかく買ったのに!
何がしたいの?
何やってんの!
あなたの口ぐせワークシート

4章
励ますときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
親の立ち位置は、子供の前ではなく後ろ
なんでも1番になりなさい
自分で決めたことでしょ
ビリでもいいのよ
それくらい、いいじゃん!
がんばってね!
大丈夫、大丈夫!
できると思うから、やってみなよ
あなたの口ぐせワークシート

5章
促すときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
子どものペースに合わせることが大事
片づけなさい
こっちにしたら?
食べないなら片付けるよ
ほら、「ありがとう」は?
さっさとして!
保育園に行かない子は悪い子
時間がなくなっちゃうよ
それが普通だよ
あなたが悪いんじゃないの?
時間もお金ももったいない!
謝りなさい
先に帰るからね!
あなたの口ぐせワークシート

6章
止めるときの悪魔の口ぐせ・天使の口ぐせ
理由まで伝えたい
もうゲームはやめて
うちは無理
そんなことしたら、恥ずかしいよ
いい加減にして!
だったら注射する?
泣いている子、嫌いだよ
おかしいよ
ちょっと待って
ダメだよ!
そんなことを言うものではない
汚いよ!
絶対に無理。あり得ない
あなたの口ぐせワークシート

7章
子どもへの言葉かけで親の自己肯定感も変わる
高く見積もられがちな子どもの自己肯定感
自己肯定感の低さが不登校やいじめを招く
悪魔の口ぐせをやめたら不登校が解消した
「何が正解かわからない時代」を生き抜く力をつけよう
大切なのは時間よりも質の高い関わり方
おわりに

沢山目次のある本ですが、目次だけ見ても
「えっ!それいつも言ってるけど…。」
と、思わず「ドキッ」となるような言葉もあったのではないでしょうか。
気になった言葉や『なるほど!』と思った言葉を少しだけご紹介しちゃいます。

何回も言ったよね?

「何回も言ったよね?」は、よく使ってしまいがちな言葉ですよね。
これって子どもが悪いのでしょうか?
仕事で管理職につくと、
「伝わっていなければ伝えてないのと同じ」
と、いう事を教わります。
何度も言ったけど、子どもが理解していない、伝わってないのであれば、それは「子どもに伝わらない言い方にひたすらエネルギーを注いでいたこと」を意味します。
「何回も言ったよね?」ではなく、「やるべきことを一緒に考えよう」と、子どもが理解・納得する方法で伝えないと、いつまで経っても同じ事を言い続けなければいけません。
何回も言ったのに理解していない子どもを責めるのではなく、何回も言ったのに伝わらない言い方をしていた『あなたの伝え方』を、なんとかする必要があるのかもしれません。

それって八つ当たり?

子育て世代は大変です。晩婚化も進み、子育て世代は30代が多いと思うのですが、最近では共働きも多いですし、仕事でもちょうどチームを持ったりして、管理職に就く時期だったりして、とにかく忙しい。
そんな時に子どもがグズグズしているのを見ると、思わず怒ってしまいます。
大人同士なら決して言わないような、きつい言葉や口調が、自分の子どもの前ではつい出てしまうのです。
子どもへの八つ当たりは、もしかしたら、何を言っても関係が崩れないと思えているからこその、親の甘えかもしれません。
しかし、その関係を長く続けてしまうと、親子間での信頼関係が育つことは難しくなっていきます。

親子だからと言ってなんでも言って良い訳ではないですよね。
子どもの自尊心を奪うような発言や、やる気をくじくような発言を繰り返すと、気づいた時には子どもとの関係がおかしくなっているかもしれません。

I(アイ)メッセージが大切

「食べないなら片づけちゃうよ」
「さっさと食べなさい」
「食べたら、早くお風呂に入って」
追い立てるように促しても効果はありません。

「私は明日も仕事だから、早く片付けたいんだ
と、「I(アイ)メッセージ」で伝える事が大事なんだそうです。
「あなたのために言ってるんだから」と、恩着せがましく言うよりも、「私はこうして欲しいと思っている」と伝えた方が、子どもの心には響くんだとか。

だったらちっくんする?

あるお母さんは泣いているわが子に対して「泣き止まないんだったらちっくんする?」と、泣き止ませるために脅していた事に無自覚でした。
ある日娘が弟に「泣き止まないならちっくんする?」と、同じように言うのを見てぞっとしたんだそうです。
客観的に見ると、人を脅してコントロールしようとしている恐ろしい行為だと分かるのですが、自分がやっている時は気づきません。
親が普段子どもに対して言っている事は、そのうちその子が周りのお友達や兄弟にも言うようになります。
あなたが普段、無意識に使っている言葉を将来自分の子どもも自然に使うようになるのです。

子育ての肝は『自己肯定感』

お母さんの自己肯定感が低いと
「さっさとして」
「もう!」
「ダメ」
といった悪魔の口ぐせが出がちです。
そういった言葉を繰り返し浴びせられた子どもは、物事のマイナス面ばかりを見て、自己肯定感が低くなるそうです。

最近では
自己肯定感が

やる気
挑戦する力
コミュニケーション能力
学力

にまでも影響を及ぼすと報告されているんだそうです。

子育てのポイントは子どもの『自己肯定感』を高くしてあげるような発言や対応を心掛ける事。
以下の本にも同じような事が書いてありましたので、『自己肯定感』は子育てする上での最近のトレンドになってきているようです。

日本の子どもたちは自分自身に満足していない

「私は、自分自身に満足している」
というアンケートを世界各国の子どもたちにやってもらうと日本の子どもは45.8%。
お隣の韓国は71.5%。
アメリカは86%という結果なんだそうです。

また、「自分には長所がある」
というアンケートも日本人は68.9%。
韓国は75.0%。
アメリカは93.1%
という結果なんだそうです。
長所なんて自分で決めてもいいものだから誰かて1つぐらいあるでしょ!?って思うのですが。。。

まとめ

この本には『子育てでいっぱいいっぱいになっている時に、そんな事言われても…』と、思う事も沢山書いてありますので、読むタイミングには注意が必要かもしれません。
「その言い方もダメ」「この言い方もダメ」と言われると正直苦しいですよね。
ただ、悪魔の口ぐせを言い続けていると、子どもの『自己肯定感』『やる気』『挑戦する力』『コミュニケーション能力』果ては『学力』まで低くなっていくと言われている時代です。
せっかく子どもと一緒に過ごせる時間なのですから、親子が笑顔でいられるような「天使の口ぐせ」を沢山使って、お互いにいい気持ちで過ごせるような楽しい時間がいっぱいの家庭にしたいですよね。

この本の各章の最後には普段あなたが使っている口ぐせをチェックするワークシートがついています。

現状を把握しなければ改善はできません。

普段どれぐらい『天使の口ぐせ』『悪魔の口ぐせ』を使っているかを把握するところから、始めてみるのはいかがでしょうか。

今日のあなたへの質問。
「あなたは天使の口ぐせ、悪魔の口ぐせ、どっちが多い人ですか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!

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