今日は『転職と副業のかけ算』についてです。
・転職したいけど、なにから始めたらよいのかわからない！
・副業を始めてみたいけど、なにをやればいいのかわからない！
・年収をアップさせたいけど、どうすればいいかわからない！
と、年収を上げるためになにを頑張ればいいのか分からなくてモヤモヤしている、そんなあなたにお薦めの本です。
著者のmotoさん
この本は地方のホームセンターからキャリアをスタートさせ、
現在は本業で1000万円、副業で4000万円と、年収5000万円を稼ぐmotoさんの本です。
motoさんの経歴と年収
地方ホームセンター 240万円
↓
人材企業 330万円
↓
リクルート 540万円
↓
ITベンチャー700万円 ＋ 副業200万円 ＝ 900万円
↓
広告ベンチャー1000万円 ＋ 副業4000万円 ＝ 5000万円
motoさんは4回の「軸ずらし転職」と副業によって、
30代で年収1000万円という目標はおろか、年収5000万円まで稼げるようになってしまった
「次世代型サラリーマン」のモデルケースです。
転職と副業のかけ算
序章
「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代
第１章
年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由
第２章
地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方
第３章
４度の転職で年収を上げ続けた「転職術」
第４章
本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」
第５章
生涯年収を最大化する生き方
次世代型サラリーマンの「安定の定義」
かつてのサラリーマンの安定像
☑給料だけで老後も暮らせる
☑会社に人生を捧げるのが正解
☑大手企業に就職すれば安泰
☑年功序列で昇進
これからのサラリーマンの安定像
☑会社に人生を依存しない
☑会社の看板に頼らずに稼げる
☑いつでも転職できる
☑副業で給料以外の収入を持つ
いい大学に入ればいい会社に就職できて、いい会社に就職すれば一生安泰という時代はとうの昔に終わりを迎えているようです。
自分株式会社
転職で年収を上げるには、「今いる会社」で成果を出す事が必要です。
どこでも活躍できる人とは、組織を成長させられる人、
会社のあらゆる機会を利用して自分が成長しつつ、どんな会社の成長もけん引できる人材です。
「自分株式会社」という考え方で、自分の「市場価値」を常に高めるために行動している人。
そんな人はいつの時代、どこの会社からも求められる人材になります。
市場価値を高める５つの力
著者は転職で上手くいく人の特徴の１つとして、『上司の評価より「市場評価」に軸を置く』という特徴を挙げています。
そんな市場価値(＝生産性)を高める５つの力がこちら
①論理的な思考法ができる力
②構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰したうえで、課題を特定する力
④課題に対して仮説を立て、誰にでも分かりやすく話せる力
⑤①～④を用いて組織をマネジメントする力
軸ずらし転職
軸ずらし転職とは文字通り軸をずらして転職する方法です。
具体的には「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらすのが近道です。
年収レンジの高い業界は、基本的に「動くお金が大きく、かつ利益率が高い」業界です。
例えば商社やコンサル、金融、通信、広告などの業界がそれに当たります。
通常の転職では年収がアップすると言ってもせいぜい50万円程度が上限ですが、
この「軸ずらし転職」を使って、年収150万円UP、200万円UPを成功させた人も沢山いるんだとか。
企業に刺さる「戦略的職務経歴書」の書き方
この本では転職する際の具体的なノウハウも紹介されています。
その１つが企業に刺さる「職務経歴書」の書き方。
①相手の「ニーズ」を把握する
②「共通点と類似点」を見つける
③社内評価ではなく「個人でできること」を書く
④自分の「役割」を明確かつ「定量的」に伝える
⑤面接での「ツッコミどころ」を用意しておく。
社内でMVPをとりました等の社内評価を書くより、「自分はこんなことができます」という、市場価値にフォーカスした内容の方が、通り易いんだそうです。
自分を採用するメリットを打ち出す面接術
面接ではどんなことを伝えるとよいのでしょうか。
①「何ができる人なのか」を伝える
②再現力の高さを証明する
③情報の見方と発信の仕方を考える
履歴書の書き方と同じく、社内評価よりも市場価値にフォーカスして、自分のできる事を伝えましょう。
そして、自分のできる事が新しい会社でも再現できるので、採用側にも自分を採用するメリットがある旨を伝えましょう。
退職交渉に使える３つのカード
無事、内定を貰えたあと、最後の難関は今の会社との退職交渉です。
すんなりOKと言われる人はその会社であまり必要とされていなかった人という事になるので、非常に悲しいですが、多くの人は引き止めに合います。
その場合の交渉カードとして使える３つのカードはこちらです。
①次の会社でやりたい事を熱く語るカード
②時間切れを狙うカード
③家族カード
サラリーマンができる４つの副業
平均的なサラリーマンでも朝8時には会社を出て、帰って来るのは夜の20時。
遅い人だと帰って来るのは23時を過ぎる事も。。。
サラリーマンはとにかく忙しいのです。
そんなサラリーマンでもできる４つの副業がこちらです。
①コンテンツ配信
②転売
③イベント
④投資
個人ブランドを活かした「サラリーマン副業」のやり方のポイントは以下の3つです。
①時間を切り売りする「労働集約型」にしない
②本業や過去経験をお金に換える
③発信するテーマはリクルートを見る
著者のmotoさんは自分の転職・副業の体験をコンテンツとしてnoteで販売することや、ブログやtwitterで発信することによって収益を得ているんだそうです。
まとめ
この本はmotoさんの実体験をもとに副業と転職における考え方や具体的なノウハウが詰まった一冊です。
サラリーマンのお給料と副業で年収5000万円も稼げたら、世界が変わりますよね。
羨ましいけど、こんな風に成功しているmotoさんも、最初は地方のホームセンターで年収240万円からスタートしたんですね。
そこから自分なりに戦略を立てて、自分のなりたい像に近づいていったんだって。
僕やあなたにもきっとできますよね。
今日のあなたへの質問
「この本からインスピレーションを受けて、あなたは何にチャレンジしてみますか？」
それでは今日もご機嫌な一日を！
スキルのフリマ【ココナラ】
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