痩せたいし悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたいと思ったら読む本『ズボラでも中性脂肪とコレステロールがみるみる下がる47の方法:岡部正』

コレステロール47の方法 健康
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今日は医学博士岡部正さんの『ズボラでも中性脂肪とコレステロールがみるみる下がる47の方法』についてです。
・中性脂肪が気になっている
・コレステロールが気になっている
・悪玉コレステロールを減らしたい!
と、体重を減らして、中性脂肪、コレステロール量をコントロールしたい、そんなあなたにおすすめの1冊です。

コレステロールがみるみる下がる

第1章 食生活は急には変えられない
「早食い」「間食」をやめるだけで、食生活は改善する

第2章 中性脂肪が気になる人の食事法
「スイーツ」「アルコール」と簡単にサヨナラする

第3章 コレステロールが気になる人の食事法
『グルメ食』をあきらめなくてもいい、とっておきのコツ

第4章 体がよろこぶ食の新習慣
発想を変えれば、食生活も体調もみるみるよくなる

第5章 ズボラな人でも大丈夫!
1日たった10秒、この健康習慣で人生が変わる

第6章 ズボラな人のための健康常識
薬を遠ざけて健康を取り戻すための6つの心得 

健康診断で、中性脂肪やコレステロールが高いと言われ、
「さあ、どうしよう! ?」
と、慌ててこの本を手に取った方も多いのではないでしょうか。
この本は中性脂肪やコレストロールを減らすための具体的な47の方法が記載されています。

健康になりたくても、
お酒はやめられない。
油っぽいものもシメのラーメンも食べたい。
運動はもちろん、階段の上り下りもやりたくない!

そんな「ズボラ」な人でもこれぐらいなら・・・、といった、とっておきの方法を、本書では紹介しています。
いくつか気になった方法を見ていきたいと思います。

早食いと間食をやめる

血液中に中性脂肪や悪玉コレステロールが増えた状態、もしくは善玉コレステロールが低すぎるなどの、コレステロールの体内でのバランスが崩れている状況の事を「脂質異常症」と呼びます。
血中の中性脂肪や悪玉コレステロールが多い状態というのは、血液がドロドロしている状態です。
この状態を放置しておくと、ある日突然「心筋梗塞」で倒れてしまうということも。
自覚症状がない分自分では気づかないうちに病状が進行してしまう生活習慣病なのです。

著者の岡部先生は
「そんな危険な脂質異常症から脱して健康体に戻るために、すべきことはたったの2つ」
と、言い切ります。

それが早食いと間食をやめる事です。

生活習慣病の患者さんにはズボラな人が多く、
運動するのがおっくうだ!
食事を変えるのも面倒だ!
好きなものを食べたい!
といって、なかなか生活習慣を改善できないんだとか。
そのような患者さんにあれこれやれと言っても長続きしないのは目に見えています。
まずは一点集中で、「とにかく早食いをやめる!」これだけを目標にして生活習慣病という名の分厚い壁の一部をこじ開けることができれば、そこから穴を広げていくことはやさしくなるんだとか。

食事日記をつける

人は目に見えるものしかコントロールできません。
自分が朝・昼・晩の間に何を食べたのかを把握する事は非常に大切です。
ある患者さんに聞いてみたところ、一日に飴を3~4粒食べている感覚だったのですが、ちゃんと食事日記をつけるようになったところ、一日になんと15個も食べている事が判明。
飴ひと粒は10~20キロカロリー程度ですが、15個食べれば150~300キロカロリーになります。
ご飯1膳が160キロカロリーで、200キロカロリーともなると菓子パン並みのカロリーになります。
これだけカロリーを摂取しておいて
「先生、私、何も食べてないのに太るんです。」
と、言ってたんだって。
結局は摂取カロリー量が消費カロリーより多いから太る訳です。
自分が忘れていただけで、どこかで何かを食べている。
その、事実をまずは把握するためにも、食事日記はおすすめです。

1日1回体重計に乗る

こちらも食事日記と同じく、レコーディング(記録)することで見える化する方法です。
毎日同じ時間に体重計に乗って自分の体重を観察すると、
あれっ、今日は増えちゃったなぁ。昨日運動してなくて、ご飯遅い時間に結構食べたからなぁ。
とか、
飲み会でビールばかり飲んだ翌日は体重が増えている
とか、
餃子とご飯の最強の組合せを食べた翌日は体重が増えている。
とか、
逆に運動した翌日は少し体重が減っている。
とか、体重の増減の要因が分かるようになります。


原因が分かれば対策は立てやすいもの。
5杯飲んだビールで体重が増え過ぎるのであれば2杯目からは焼酎にしてみよう!
とか、
餃子を食べる日は、ご飯少なめにしよう!
とか、
運動はなるべく毎日した方がいいんだな。
とか、対応策が浮かんできます。

まとめ

この本には、中性脂肪とコレステロールを下げる47の方法が載っています。
冒頭でもお伝えした通り、全部やろうとしても上手くいかないのが、僕たちのようなズボラ人間の性質です。
まずは気に入った1~2個を試してみて、実感がわいてくれば、他の方法も試してみようかなという気になるものです。
自分の中で一番やり易く、ハードルが低いものをチョイスしてやってみる!事が大切です。

僕の場合は「1日1回体重計にのる」が、それに当たります。
体重計に乗っただけで体重が減る訳ではありませんが、意識することで2021年は一番重かった時期に比べ、4kgぐらいは減量に成功していると思います。

内臓脂肪が増え過ぎると長寿ホルモンである「アディポネクチン」というホルモンの分泌がどんどん減少していくんだそうです。
また、血液がドロドロの状態というのは、血が油まみれになっていて流れが悪くなっている状態です。
放っておくと脳梗塞や心筋梗塞など、大事故に繋がっていきます。

血液は「沈黙の器官」と呼ばれるほど、悪くなっても文句ひとつ言わずに働いてくれる頑張り屋さんの器官なんだそうです。
自分のためにそんなに頑張ってくれている血管くんに、これ以上過酷な労働を強いるなんて、あなたはブラック企業の社長ですか!?
と、思わず言いたくなってしまいますね。

今日のあなたへの質問
「あなたの血液をいたわってあげるために、今日からできることはなんですか?」
少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは今日もご機嫌な一日を!

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